【ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人】東野圭吾 あらすじ・感想 謎解き推理が型破りで爽快!続編も読みたい! 

ミステリー小説

今日も、ご訪問ありがとうございます♡

今回は読んでいたのにここに書いていなかった作品です。

すっかり忘れていました!

前からタイトル見て気にはなっていたけど、

これ私の好みかな~と考えすぎて躊躇してました。

今日の1冊 ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人 東野圭吾

「ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人」東野圭吾 

 2023年11月14日 光文社
 
 

【あらすじ】

結婚を控えた神尾真世に「父が殺害された」と警察から連絡が入った。

真世は仕事と結婚準備を抱えたまま、寂れた故郷へ降り立つ。

そこは人が滅多に訪れない小さな観光地で、ようやく射した希望の光すら

新型コロナウイルスの蔓延により奪われた町だった。

殺害現場となった実家に赴くと、警察官ではない、謎の人物が入り込んでいて――。

真っ当ではない手段も厭わない、破天荒な”黒い魔術師”が犯人と警察に挑む!

作品タイトルからエンタメ要素が強いのかなと

なかなか手に取らなかった のですが、

図書館で見つけて読んでみようと思いました!

個人的感想

どんな話か全く分からないまま手に取りました。
 
表紙のイメージから、マジシャンが颯爽と町に現れ
 
事件を解決する!と思ってましたが、違いました(笑)
 
読んでいると、ブラック・ショーマンはこの人だな
 
というのはすぐにわかりました。
 
探偵が事件を解決に導くのは王道ですが、これは
 
マジシャンが事件を解決に導きます。
 
職業柄手先の器用さ、頭の回転、心理戦にとても強く
 
読んでいて爽快な気分になりました。
 
コロナ渦の状況が小説の世界でも描かれていることが
 
何だか苦しくもなり。
 
そして主人公の神尾真世の気持ちになると、
 
全てが複雑でなんとも言えない心境になりました。
 
爽快だけど、複雑。
 
そんな感じです。
 
 
推理していくと、色々と疑わしい人が出てくるのですが、
 
そこからラストに向けた展開が目を離せませんでした。
 
エンタメ要素が多く、型破りな証拠集めや推理が
 
とても面白かったです。
 
そして、なんと
 
2024年1月24日に第2弾
 
「ブラック・ショーマンと覚醒する女たち」
 
が発売されました。
 
 
これは気になるし、読みたくなる!
 
この作品、映像化したら、映えそうなだと思いました。
 
次々読みたいものが現れる。
 
幸せですね。