【ポイズンドーター・ホーリーマザー】湊かなえ あらすじ・感想 視点が変わるとすべてが変わる 考えさせられる作品

ミステリー小説

今日も、ご訪問ありがとうございます♡

まだまだ8月中に読んだ作品です。

色々読んだのに全然まとめられてない!

今回は、つい読みたくなっちゃう湊かなえさんの作品です。

図書館で見つけて、どんな作品なのかなって

思って借りてみました!

図書館で目に付く作品はあらすじを見て借りる事は

少ないかもしれないです。

今日の1冊 ポイズンドーター・ホーリーマザー 湊かなえ

「ポイズンドーター・ホーリーマザー」湊かなえ 

 2016年5月20日 光文社
 

 

【あらすじ】

女優の弓香の元に、かつての同級生・理穂から届いた故郷での同窓会の誘い。

欠席を表明したのは、今も変わらず抑圧的な母親に会いたくなかったからだ。

だが、理穂とメールで連絡を取るうちに思いがけぬ訃報を聞き……。(「ポイズンドーター」)

母と娘、姉と妹、友だち、男と女。

善意と正しさの掛け違いが、眼前の光景を鮮やかに反転させる。

タイトルに関して、今回は長いタイトルだな

くらいにしか意識していませんでした。

目次を見て、もしかしたら短編なのかな?って

思ったりもしながら読み始めました。

個人的感想

視点が変わると、こうも物語は違って見えるのか…
 
そう考えさせられる作品でした。
 
話し手の視点で今までの人生を語られると
 
それを自分も経験したようにその視点で物語を
 
みてしまう。
 
でも、今回の作品はその視点は果たして正しいのか…
 
と問われる。
 
ひどい扱いをされた、愛されていない、
 
そう感じた本人の目線では本当にそう感じている。
 
でも、見る人を変えると果たしてそうなのか。
 
考えさせられるな。
 
そうと思ってしまったら、すべてが
 
自分が思っている世界になってしまうような。
 
違う視点からみる機会が全くなかったら。
 
 
 
真実は分からないけど、世界を広げてみることは
 
無駄なことじゃない。
 
生きるというか、信じる世界の違いを感じる事ができた作品。
 
本人にとってはそれが全てなんだけど。
 
 
実際いろんな場面ではどちらかからの視点だけしか分からないことが
 
多いことに気付く。
 
読み終わった後、いろいろと考えさせられた作品です。
 
これも映像化されてるんですね。
 
 
原作そのままじゃない要素もあるだろうし、
 
映像で見るとまた違う印象になるかもしれないね。