【さまよう刃】東野圭吾 あらすじ・感想 ラストの勢い、読了後もいろんな思考・感情が渦巻く

ミステリー小説

今日も来てくれてありがとう♡

およのといいます。

お家と本が大好きです。

本屋さんも大好きで、よく行くけど、

なかなか最新作は手に取らないな。

読書から離れていた時期が長すぎて、今は

家にある本とか、Kindle Unlimitedで気になるのを先に

読んでる。

後は、最近始めたTwitterで、読書好きさん達のツイートから

面白そうな本を教えてもらってる 😆

皆さんの大好きな本も教えてもらえると嬉しいな~。

では、早速今日の1冊を紹介します。

今日の1冊

「さまよう刃」東野圭吾

2008年5月24日 角川書店刊

私、東野作品持ってるだけで読んでないことが多い気がする。

今回の作品はきっとあらすじをみて、心が重くなったから

元気のある時に読もうと思って、そのままにしたんだろうな。

あらすじ  
長峰の一人娘・絵摩の死体が荒川から発見された。
花火大会の帰りに、未成年の少年グループによって蹂躙された末の遺棄だった。
謎の密告電話によって犯人を知った長峰は、突き動かされるように娘の復讐に乗り出した。
犯人の一人を殺害し、さらに逃走する父親を、警察とマスコミが追う。
正義とは何か。
誰が犯人を裁くのか
世論を巻き込み、事件は予想外の結末を迎えるーーー。

個人的感想

読む前からの予想通り、心が痛くて重くなった。

燃え滾る怒り、憎しみの感情をが痛いほど伝わってきた。

こんな感情は経験したことがないから、想像だけど

その想像ですら、どす黒い渦巻くものが出てきた。

「正義とは何か。」

ってあらすじにも書いてあったけど、なにを持って正義なのか。

頭ではみんな理解していても、当事者になるとそれが何なのかって。

長峰お父さんの渦巻く憎しみ、言葉に出来ない黒い感情と、

優しい普通のお父さんの人柄に胸が締め付けられる。

最後のほうはドキドキ、ハラハラ…

自分の頭の常識・正義・感情

色々なものが混ざり合う。

読み終わった後もそれは続く。

なかなか感想の言葉を書くことが出来ない。

これは、読んでみて欲しい。