【魔眼の匣の殺人】今村雅弘 あらすじ・感想 1作目から読んで正解 あの組織の謎がさらに深まる

ミステリー小説

今日も、ご訪問ありがとうございます♡

読んでみたかった続編みつけました!

初めて読んだ今村さんの「屍人荘の殺人」から2か月くらい

経ちましたが、続編が気になっていました。

そしてついに今回続編であるこの作品を読むことが出来ました!

今日の1冊 魔眼の匣の殺人 今村昌弘

「魔眼の匣の殺人」今村昌弘 

2019年2月22日 東京創元社
 
 

【あらすじ】

その日、”魔眼の匣”を九人が訪れた。

人里離れたその施設の孤独な主は、預言者と恐れられる老女だ。

彼女は葉村譲と剣崎比留子をはじめとする来訪者に「あと二日のうちに、

この地で四人死ぬ」と告げた。

外界との唯一繋がる橋が燃え落ちた後、予言が成就するがごとく一人に

死が訪れ、閉じ込められた葉村たちを混乱と恐怖が襲う。

さらに、客の一人である女子高生も予知能力を持つと告白し━━━。

残り四十八時間。

二人の予言に支配された匣の中で、生き残り謎を解き明かせるか?!

前作同様表紙の絵がなんとも印象的で。

前回ほどはホラーっぽくはなかったけど、やっぱり怖い

イメージがしちゃった。

個人的感想

前作の【屍人荘の殺人】についてはこちらをどうぞ。
 

【屍人荘の殺人】今村昌弘 あらすじ・感想 設定がおもしろい!続編が気になる!

今回は前作の続きなので、
 
やっぱり順番を守って読んで正解でした。
 
あらすじには書いていないけど、ある組織が関わっている
 
話が展開されているのです。
 
その謎を解くべく行動し、今回も起こってしまう
 
事件についての話。
 
前作はパニック系と絡み合った話だったけど、
 
今回は未知なる力と絡んだ話。
 
そして今回も「クローズドサークル」
 
で展開されています。
 
途中でこのクローズドサークルが崩れるのかなって
 
期待して読んじゃった。
 
閉塞感、建物の不気味さが相まって
 
頭に浮かぶ世界観はホラー映画なんだよね。
 
建物の見取り図とか位置関係は
 
巻頭にあるので、時々戻りながら
 
推理もできるしありがたかった。
 
人の心に影響を及ぼすのに環境も
 
関係しているなって思った。
 
 
2作目読んでどちらかというと、私は1作目のほうが
 
テンポがよくて好きだったな。
 
でもさすがに2作読んじゃうと、
 
さらに続きが読みたくなるんだよ。
 
しかもラストの煽り方(*^-^*)
 
なによ。どうなるのよ。
 
みたいな感じで興味をそそられる~。
 
「兇人邸の殺人」
 
 
気になる!
 
3作目で完結するのかな。
 
あの組織についてすっきりさせたい欲が
 
あるから、読みたいよ~!