はじめまして。
およのと申します。
本好きです。
サクッと読めてテンションの上がる本も
すごく考えさせられる本も
頭の中に創り上げられる本の世界は、
自分だけの解釈になって、それはもしかし
たら書いた人の想いとは違うかもしれない
けど、それもまた本の素晴らしさだと
思ってます。
早速今日の1冊を紹介します。
今日の1冊
「赤い指」東野圭吾
なぜか、読み終わったダイイング・アイだと思って放置していた…
私の大好きな東野圭吾さんで、もちろん好きなジャンルなので、読み始めたら
やっぱり、あっという間に読了。
あらすじ
少女の遺体が住宅街で発見された。 捜査上に浮かんだ平凡な家族。 一体どんな悪夢が彼等を狂わせたのか。 「この家には、隠されている真実がある。それはこの家の中で、 彼等自身の手によって明かされなければならない。」 刑事・加賀恭一郎の謎めいた言葉の意味は? |
個人的感想
大好きな作家さんなので、1ページ目からすっと情景が浮かんできた。
安心して読めるって感じ。
読み進めるうちに、どんどん重くなる。
ページをめくる手は軽いんだけど、気持ちが重い。
無関心、人任せ、過保護…
家族の考える事、小説の世界だけど、実際にもと思わせる。
刑事の視点で犯人を見つけ出すための過程をみて爽快!っていうよりは、
どうしてこうなっていったんだろうとか。
気付かなきゃ、言わなきゃいけないことがもっとあるって。
この作品のひとつ前に読んだ家族の姿とは、
本当に正反対で。
でも、どっちの家族にもなる可能性はみんな持っている。
考えさせられる。
最後はどうなるの!?どうなるの!?
であっという間に読み終えた作品。