いつもありがとう♡
およのといいます。
お家と本が大好きです。
本屋さんも大好きで、よく行くけど、
なかなか最新作は手に取らないな。
読書から離れていた時期が長すぎて、今は
家にある本とか、Kindle Unlimitedで気になるのを先に
読んでる。
後は、最近始めたTwitterで、読書好きさん達のツイートから
面白そうな本を教えてもらってる 😆
では、早速今日の1冊を紹介します。
今日の1冊
「贖罪」湊かなえ
2009年6月 東京創元社刊
湊さんの作品ってゾクッとする人間の持つ闇・怖さがあるし、
絶対これも怖いだろうなって思って読んだ。
でも、その心理状態とか怖いものみたさがあって、
あっという間に読み終えちゃった。
あらすじ
15年前、静かな田舎町で一人の女児が殺害された。 直前まで一緒に遊んでいた四人の女の子は、犯人と思われる男と言葉を交わし ていたものの、なぜか顔が思い出せず、事件は迷宮入りとなる。 娘を喪った母親は彼女たちに言った━━━あなたたちを絶対に許さない。 必ず犯人を見つけなさい。 それができないのなら、私が納得できる償いをしなさい、と。 十字架を背負わされたまま成長した四人に降りかかる、悲劇の連鎖の 結末は!? |
個人的感想
事件に関わった女児が1人1人、語りかけてくる文章に
まず引き込まれる。
確か「告白」も、こんな感じで進んでいった気がする。
そして読みながらも、自分が小さい頃何を思い、考えていたのかが
頭に浮かんできた。
子供は正直でだけど、冷静で、周りの空気を敏感に感じ取る。
そうでなければ、小さな世界はすぐに危険にさらされる。
それをわかっている行動をとる。
そして、そのような頃に聞く言葉たちの力はすごい。
自分を縛り付ける鎖になる。
そんな事を考えさせられた。
ここまでの負の連鎖がつながるとは思ってなかった…
怖い…でも続きが気になるってどんどんテンポよく
読める作品。
この作品が、映像化されているのは知らなかった。
どんな風になっているのか、興味あり。