【ボーダレス】誉田哲也 あらすじ・感想 最後までハラハラドキドキ ラストが好きな作品

ミステリー小説

今日も来てくれてありがとうございます♡

およのといいます。

今回も今まで読んだことのない作家さんに挑戦してみたよ。

そしてこれも、貸してもらったから出会えた作品です。

一冊読むと、次々読みたくなるから、

読書は少しでも続けるのがいいな~って 勝手に思ってます。

今日の1冊 ボーダレス

「ボーダレス」誉田 哲也 

2021年2月20日 光文社文庫
 
 

あらすじ

<教室の片隅で密かに小説を書く女子高生と、彼女に興味を惹かれる同級生><事故で失明した妹と、彼女を気遣い支える姉><音大入試に挫折して実家の喫茶店を手伝う姉と、彼女に反発する妹><年上の女性に熱い思慕を抱く令嬢>交わらないはずの彼女たちの人生が一つにつながる時、待ち受ける運命とは!?四つの物語が交錯し、スリリングに展開する青春ミステリー。

またしても青春ものだった。

たまには、いつも自分が選ばないようなものを読んでみると気分が変わるね。

今回も自分に合うかどうかな~って気持ちで読んでみたよ。

個人的感想

ドラマ化されているのも知らなかった作品。

読み始めるのに勝手なイメージから、どうかな~ってちょっと 心配だった。

でも、読み始めたら、先が気になってあっという間に読み終えた。

4つの世界というか場面で各主人公が直面するものに、考えさせられたり

ハラハラドキドキしたり。

今回はあらすじを読んでから読み始めたので、この世界たちが

どう繋がるのか、興味津々で読み進めていったの。

読み進めて話がつながってからも、ハラハラドキドキは止まらない。

というか、よりハラハラした!

私はきっと物語を思い込みによって進めていたな~って最後に 気付いた。

時々4つの場面がわからなくなってもとに戻ったり笑     

大きな事件も起きてすごくドキドキしたけど、それと同時に

自分を人生を生きるっていうことを考えさせられた。

青春というか、登場人物が将来に悩んだりこれからどうやって

生きていくか決める岐路に立っているので、その悩みがどうなっていくのか

それを見届けるのが楽しかった。

ミステリーは、事件を解決するとホッとして

なるほどね~ってなって終わる事が多いけど、

この作品はその後の話に心がじわっとあたたかくなった。

私も事件や謎を解決するのを最優先にして作品を読んだり

楽しんだりしてるけど、こんな作品もいいなって

正直に思ったし、面白くて読んで良かったなって思ったよ。