今日も、ご訪問ありがとうございます♡
以前図書館で借りて読んだ作品を思い出しています。
買わないけど、図書館で借りられるし読んでみようと思い立った一冊です。
この本が発売した時、爆発的に人気になっていたのを遠い記憶で
覚えています。
初めての村上春樹さんの作品です。
有名な本っていう情報のみで読んでみました。
今日の1冊 ノルウェイの森 村上春樹
「ノルウェイの森」村上春樹
1987年9月4日 講談社
【あらすじ】
暗く重たい雨雲をくぐり抜け、飛行機がハンブルク空港に着陸すると、
天井のスピーカーから小さな音でビートルズの『ノルウェイの森』が流れ出した。
僕は1969年、もうすぐ20歳になろうとする秋のできごとを思い出し、
激しく混乱し、動揺していた。
限りない喪失と再生を描き新境地を拓いた長編小説。
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1987年に発行された作品だったんだ。
こんなあらすじだったんですね。
ノルウェーの森だと思っていたし、どんな内容かも知らずに
図書館で目について軽い気持ちで読んでみました。
ネタバレなしの個人的感想
私は文庫版じゃない、上下巻ある単行本で読みました。
本自体、文字はすごく読みやすいんだけど…
内容がどうも頭に入ってこない。そして、読みにくい。
悲しい別れがあったり、それを何とか修復しようと頑張ったり。
時代背景の問題かな?
主人公に感情移入できないから?
どうしようもない悲しみや無気力、その時代の空気、それはすごく伝わってきたけど、
入り込めないというか。
上巻読んで内容も重いしもうやめようかなとも思ったけど、せっかくだからと読み進めました。
最後まで読んで感じたのは、「再生」できたのか。
まぁ、きっとできたんだろうなって思うけど、読んだこちら側は
なんで?って思う部分や意味がわからない的な部分もあって
最終的に、何だったんだろう。
文学とは。難しい。
読んだ後、暗い気持ち、どよ~んとした感じ、?が頭の中にある
そんな感じになりました。
お好きな方もたくさんいらっしゃる作品ですが
私には合わなかったです。
そもそも恋愛小説をあまり読まないので、それも関係しているのかも。
理解できないこともある。
それも読んでみて初めて分かることもあります。
でも、有名な作品を読むことができてよかった!
わからない部分があるのも、世の中にたくさんの本があるから
当然だし、知ることは面白い。
また図書館で自分が選ばないであろう本を読んでみるという楽しい企画が
思いついたので、そのきっかけになりました。