【本と鍵の季節】米澤穂信 あらすじ・感想 青春謎解きストーリー ラストに繋がっていく

ミステリー小説

お久しぶりです。 今日も来てくれてありがとうございます♡

およのといいます。

今回は今まで読んだことのない作家さんに挑戦してみたよ。

これは、貸してもらったから出会えた作品です。

今日の1冊 本と鍵の季節

「本と鍵の季節」米澤 穂信 

2021年6月25日 集英社
 
 

あらすじ

堀川次郎、高校二年で図書委員。

不人気な図書室で同じ委員会の松倉詩門と当番を務めている。

背が高く顔もいい松倉は目立つ存在で、本には縁がなさそうだったが、

話してみると快活でよく笑い、程よく皮肉屋のいいやつだ。

彼と付き合うようになってから、なぜかおかしなことに関わることが増えた。

開かずの金庫、テスト問題の窃盗、亡くなった先輩が読んだ最後の本━━━━

青春図書室ミステリー開幕!!

青春ものは、もう遠い過去でなかなか感情移入できないから、あまり読まないんだけど。

今回はちょっと気分転換に読んでみたよ。

個人的感想

この作品は、6つの短編から構成されています。

主人公たちは固定で、その周りでいろんな出来事が起こります。

ミステリーだけど、怖い要素は何もなくて、謎解きで進んでいきます。

図書委員っていう設定が物語に関わってくるんだけどね。

図書委員じゃない私は、謎解きが全然できなかった…

6つの物語は全体を通して繋がっていて、私が一番ドキドキしたのは

最後の2作品でした。

これは少しだけ謎というか疑問があってそれがちょっと当たってたし、

主人公たちに愛着も湧いてきてたからだと思う。

青春ものだけど、強調して感じるものはなかったから読みやすかったのかな。

些細なヒントをもとに、謎を解明していくのをみていると自分も出来るような気がして

楽しくなった。

実際は前述の通り、全然謎解きはできなかったんだけどね。

読書は想像がたくさんできて、本当に楽しい!

今度は本格的ミステリーもいいけど、いつもと違うのをまた読んでみるのもいいな。