【魔力の胎動】東野圭吾 あらすじ・感想 救いの新ヒロイン? ラプラスの魔女が読みたくなる!

ミステリー小説

今日も、ご訪問ありがとうございます♡

これは8月に読み終わった本です。

もう9月になっているのに…

まだ8月に読んだ本が何冊かここに

書ききれていない状態です。

今回も安心して読めた東野圭吾さんの作品です。

今日の1冊 魔力の胎動 東野圭吾

「魔力の胎動」東野圭吾 

 2018年3月23日 角川書店
 
 

【あらすじ】

成績不振に苦しむスポーツ選手、

息子が植物状態になった水難事故から立ち直れない父親、

同性愛者への偏見に悩むミュージシャン。彼等の悩みを知る鍼灸師・工藤ナユタの前に

物理現象を予測する力を持つ不思議な娘・円華が現れる。

挫けかけた人々は彼女の力と助言によって光を取り戻せるか?

円華の献身に秘められた本当の目的と、切実な祈りとは。

規格外の衝撃ミステリ『ラプラスの魔女』とつながる、あたたかな希望と共感の物語。

まだ私は読んだことがない「ラプラスの魔女」

繋がる話だったみたい!

それを知ると、「ラプラスの魔女」読みたくなるに

決まってるんだ。


個人的感想

助けが必要な人に、優しく寄り添うというよりは
 
サラッと大切な事をズバッと言ってすぐいなくなる
 
そんな清々しさを持つ不思議な娘。
 
はじめは短編かな?って思ったけど、
 
それぞれのストーリーが繋がっていた。
 
読み進めるとだんだんと円華のミステリアスな魅力と
 
その中のかわいらしさのようなものに魅かれるように。
 
自己紹介的なお話から始まって
 
少しずつ人を助けながらストーリーが
 
展開されていく。
 
さらに進んでいくと少しずつナユタの過去が明らかになってきて
 
最後の章で一気にミステリアスな展開に!
 
何か引っかかるものを感じながら
 
読み終えた。
 
最後の章は次の「ラプラスの魔女」に続く話なのかな。
 
そうなるとやっぱり気になるので読んでみたくなる。
 
天才的なのか天性のものなのか
 
すごい才能と魅力を兼ね備えた円華。
 
シリーズものになるのかわからないけど、
 
楽しく読めた作品だったので、ガリレオや
 
加賀刑事シリーズみたいになって欲しいな。
 
楽しい話ではないけれど、救いをみたような
 
ホッとする場面も多いので
 
ミステリー好きじゃない人にも
 
オススメの作品です。