【魔王】伊坂幸太郎 あらすじ・感想 社会派?ミステリー?謎だらけ。続編が気になる作品!

ミステリー小説

いつも読んでくれてありがとう♡

およのといいます。

お家と本が大好きです。

本屋さんも大好きで、よく行くけど、

なかなか最新作は手に取らない。

読書から離れていた時期が長すぎて、今は

家にある本とか、Kindle Unlimitedで気になるのを先に

読んでる。

後は、最近始めたTwitterで、読書好きさん達のツイートから

面白そうな本を教えてもらってる 😆

では、早速今日の1冊を紹介します。

今日の1冊

「魔王」伊坂幸太郎

2008年09月12日 講談社文庫

ぶらっと行ったブックオフで購入した作品。

ブラピ主演の「ブレット・トレイン」は見てないけど、原作者みて

あ~!日本の作家さんで聞いた事のある名前だ!って思ってたの。

で、一度も作品を手に取ったことのない失礼な私だったので、

伊坂幸太郎さんの作品の中から、あらすじ見て気になったのがこの「魔王」

はじめての伊坂幸太郎さんの作品だったから、慣れてないのもあって

読むスピードは遅かった。

あらすじ

魔王とは何者なのか?魔王はどこにいるのか?
世の中の流れに立ち向かおうとした兄弟の物語。

会社員の安藤は弟の潤也と2人で暮らしていた。自分が念じれば、それを相手が必ず口に出すことに偶然気がついた安藤は、その能力を携えて、1人の男に近づいていった。5年後の潤也の姿を描いた「呼吸」とともに綴られる、何気ない日常生活に流されることの危うさ。新たなる小説の可能性を追求した物語。

出典:https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000204856

個人的感想

もう10年以上前の作品なのに、今の情勢のこと書いてるんじゃないの!?って

思う作品だった。

10年以上何も変わっていないともいえるのか。

政治や思想について、自分達の国について個人で何ができるか。

そして、集団になるとどんなふうになっていってしまうのか。

「考えろ!」

っていうお兄ちゃんのいう口癖が、考えさせられる。

考える事を放棄してないか。

誰かが考えてくれると思ってないか。

考えるが響く作品。

ミステリーだけど、社会派というか。

でも色々謎が多い。

1冊の中で続編のように2部構成になっていて

読み終わった後の感想は、

「え!これからどうなるの!?」

だった。

絶対続編があると思って調べたら、この話から50年後の物語が

「モダンタイムス」なんだって。

ちょっと気になるから読んでみようかなって思う。