【希望の糸】東野圭吾 あらすじ・感想 やや詰め込まれた感があるも絡まった糸がほどけ希望に繋がる作品

ミステリー小説

今日も、ご訪問ありがとうございます♡

今回は大好きな東野圭吾さんの作品を読んでみました!

東野作品は昔から読んでいるんだけど、

今まではこんな風に記録に残してないから、

正直きっとこれ読んだなっていう作品もある。

でも、今の自分で読むのは初めてだから

感じ方も変わってくるよね。

今日の1冊 希望の糸 東野圭吾

「希望の糸」東野圭吾 

 2019年7月5日 講談社
 
 

【あらすじ】

小さな喫茶店を営む女性が殺された。

加賀と松宮が捜査しても被害者に関する手がかりは善人というだけ。

彼女の不可解な行動を調べると、ある少女の存在が浮上する。

一方、金沢で一人の男性が息を引き取ろうとしていた。

彼の遺言書には意外な人物の名前があった。

彼女や彼が追い求めた希望とは何だったのか。

私は読み終わってからあらすじを読みました。

書いてありますね。

加賀って(*^-^*)

これ、加賀恭一郎シリーズでした。

メインではなかったけど、存在感ありすぎました。

個人的感想

私が今まで読んだ加賀シリーズは
 

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まだ、3作品しか読んでなかった・・・
 
赤い指から読んだんだけど、それは
 
発行された順番でもない。
 
それでも楽しめるのが、加賀シリーズの良いところです。
 
今回は加賀刑事の従兄弟松宮刑事が主人公でした
 
主軸の事件は起こるんだけど、そこを追いながら
 
松宮自身の家族についても展開していく。
 
組み込まれている話題、トピックが多くて
 
お腹いっぱいになりそうだったけど、
 
「希望の糸」というタイトルが示す
 
気付かないような細い糸の存在を感じホッと出来た。
 
1つの事件に色んな問題が詰め込まれているんだけど、
 
松宮刑事の家族についても共通していて、考えるのは
 
人間関係。その繋がり。
 
行き場のない悲しみや怒り、後悔などが
 
渦巻く中、それでも必死に生きている人間。
 
虚しさや何のための人生と感じる事もある。
 
それぞれの色々なものが詰め込まれた作品だと思う。
 
そして、加賀刑事はやっぱりできる!
 
静かな活躍ながらそう思った。
 
視点とか観察力が違うのかね。
 
でも不器用な松宮刑事も魅力的な人物だったな。
 
 
 
また加賀シリーズ読みたくなってきたので、
 
どんな順番でどんな作品があるのか調べてみようと
 
思います。